白山陶器 6寸浅めん丼です。
黒い器はどんな料理も映えると知って気になっているのが天目の器です。
黒といってもいろいろありますし、天目でもいろいろ違うのです。
清潔感がある黒で、ふきんやキッチンペーパーの毛羽がつきにくのがいいですね。
黒でも天目だけではないし天目の黒で安っぽいもの、品のあるものがあります。
これはもう自分の感じ方で決めています。
白山陶器の天目の5寸深めん丼が素敵!
お蕎麦やラーメン、天丼やかき揚げ丼に合う丼がほしい
これなら、ラーメン、お蕎麦はOK。おでんも合いそう。
てんぷら丼やかき揚げどんぶりも合いそう。
ちらし寿司は平たい染付の大皿に盛っていたけれどこの黒いどんぶりに盛ってもおいしそう!
でも玉子丼や木の葉丼は少し違う気がする…このへんは人それぞれの感じ方だけど。
ま、それは先日買ったさくらの木の自然な色で赤茶色の漆で合うからいいかな。
器の天目はわたしには万能の器として若い頃から刻まれていました。
その名は市場の器屋さんのおじさんが教えてくれました。
昔は市場のおじさんから包丁やお鍋、器のことを学んだものでした。
わたしは料理や器の基本は母のセンスと暮らしの手帖で学びました。
30才まではあまりテレビは見なかったので世の中のことも暮らしの手帖社の考え方が指針になっていましたね。
その暮らしの手帖の料理を指導していたのは吉兆の湯木貞一さんでした。
どんな料理も映える色は白ですか?とスタッフがお聞きすると、
料理界のトップの湯木さんは『黒です。』
と答えられたというのが『そうなんだ…』と心に残ったのです。
呑べえの行くおでんとお酒の店『しる清』も天目だけだった!
そういえば、心斎橋にあったおでんとお酒の店『しる清』もすべての器が天目でした。
わたしはコーヒーカップやご飯茶碗、漆のみそ汁椀などは、これが好き!とはっきり決まっているのに丼だけは決まりませんでした。
外食で出会う丼は、漆のフタつき、有田焼、清水焼、赤絵、陶器の鈍い色の器などに出会いましたがこれと思えるものに出会えませんでした。
作家の個展で個性的な陶器のを買ったりもしましたがあとで好きでなくなったりとか。
そうこうしているうちに、漆の茜か黒、自然な木の色の濃い色の漆、陶器の天目の中から選ぼうと思いました。
形も色もOKで国産という範囲で探すのですがなかなか出会いませんでした。
すべてOKなのに大きさが少し小さいとか。
丼もの、ラーメン、うどん、蕎麦に合うものです。
定年退職者なので器も減らし大好きな器を少しだけで暮らしたい
お坊さんの器が5枚ほどで入れ子になってすべてそれで賄えるならわたしももっと減らせるはず?と思います。
そうですね、ご飯からコーヒーカップまでで、20枚くらいで生活したいです。
今は家で手料理でもてなすことはないので自分用だけです。だから買うときも1枚づつ。
ご飯用やコーヒーカップは2個、3個あってもいいけれど、すべて大好きな器で私が買える最高の質がいいです。
たいてい、2000円から13000円くらいであります。
価値基準は自分の感じ方です。
お家でつくる私が好きなメニューも決まっているのでそれが合うものだけあればいいのです。
ちらし寿司、カレーライス、お味噌汁、煮もの、蕎麦、ラタトゥーユ、おひたし、お漬物など。
25枚くらいになりそうですが徐々にもっと減らしたいです。
詳細は↓↓↓
白山陶器 どんぶり 6寸浅めん丼 天目 / HAKUSAN
大好きな品のいい器で食事するってとても大事!と思えるこの頃です。