日本の水道水は飲み水として安全管理されているので世界一残留塩素は濃いのです。
欧米は水道水は飲まない、生活用水として管理されているから強い消毒でなくていい、という考えです。
その結果がヨーロッパで一番濃いフランスでも残留塩素は0.1ppm以下、
日本は0.1ppm以上~1ppm以下であること、という規定。
実際には0.4ppm/L の地域が多いです。
微量とはいえフランスの4倍も消毒液の濃い水で肌も髪も洗っているのです。
しかし、微量でも毎日ですから消毒液はない方がいいに決まっています。
かんたんにできるなら、塩素は除去して髪も肌も今よりもきれいになりたいですよね?
お風呂の湯を塩素除去する蛇口もありますが、手間や費用を考えると
- シャワーはシャワーヘッドを付け替えて塩素除去
- バスタブのお湯はビタミンCを入れて塩素除去
この方法が簡単で費用も少なくていいと思います。
お風呂の湯を塩素除去するには?ビタミンCを入れるだけ!
200mlのバスタブのお湯に必要なビタミンCの量は0.2g〜0.6gが目安です。
3gで小さじ一杯程度。
250g購入して毎日お風呂に入っても3か月近くあります。
なので一度には250gから500gも買えば十分です。
ビタミンCは、
- 肌のために飲む
- 酸化防止剤として使う
- 塩素除去のために使う
これらに共通して使える同じものなんですね。
ビタミンC(アスコルビン酸ナトリウム)ですから、レモンそのままのビタミンCとは違います。
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塩素除去で得られる肌と髪への影響
水道水に含まれる残留塩素は、肌や髪に悪影響を及ぼす可能性があります。
塩素は善玉菌も殺菌するために肌の乾燥を起こす
肌の乾燥:水道水の塩素は、殺菌のために使用されます。
しかし、有害な菌だけでなく、肌の善玉菌も一緒に殺菌されてしまうんですね。
善玉菌が減少すると、肌を保護する皮脂膜がうまく形成されず、肌が乾燥しやすくなります。
塩素が与える頭皮や髪へのダメージ
塩素は、タンパク質を酸化・溶解する作用を持っています。
髪はタンパク質で出来ているので髪を痛めるのです。
塩素は水道水に雑菌が発生するのを防ぎますが、人間の肌や髪もタンパク質でできているため、塩素のこの作用が髪や肌を傷つける可能性があるのですね。
これらの問題を解決するための対策
元付浄水器の設置:水道管の根本に元付浄水器を設置することで、水道水の塩素を除去でますがかかる費用が大きいです。
ビタミンCで中和:ビタミンCを使用して、水道水の塩素を中和します。
以上の情報から、水道水の残留塩素が肌荒れや乾燥の原因になる可能性があること、
また、肌や髪への影響を最小限に抑えるための対策方法があることがわかります。
日本の水道水の実態
日本の水道水は世界一残留塩素が濃いって知った時、何で?と思いました。
水質はおいしくて肌にもいい軟水と思っていたので。
日本は水質がいいからこそ飲み水として消毒し安全を配慮した結果、世界一残留塩素が濃い水となったのです。
日本では、衛生上の水道法により残留塩素を0.1mg/L以上保持すると定められています。
各水道局により数値が設けられているため、正確にお知りになりたい場合はお住まいの地域の水道局の情報を確認してください。
WHO(世界保健機関)の飲用水ガイドラインでは、塩素が5mg/L以下であれば問題ないとされており、水道水に含まれる残留塩素の量は健康上の悪影響はないといわれています。
東京や大阪、私の地域はどこも0.4ppm/L程度なので微量というわけです。
しかし、これでもヨーロッパで一番残量塩素の濃いフランスの4倍です。
ビタミンCは食品に含まれる栄養素のひとつで酸化防止作用があり、レモンやオレンジなどの柑橘類に多く含まれています。
化学ではビタミンCを「アスコルビン酸」と呼び、塩素である次亜鉛酸ナトリウムと混ぜることで、酸化ビタミンCと食塩水に変化します。
塩素の濃度が0.4ppm/Lの場合、バスタブ200Lの水の量にある塩素は?
塩素の濃度が0.4ppm/Lということは、1Lあたり0.4mgの塩素が含まれているということです。
したがって、200Lの水では、0.4mg/L×200L=80mg
1gは1000mgなので、80mgは0.08gとなります。
よって、200Lの水には約0.08gの塩素が含まれています。